要らないものを「捨てる」という言葉には、どこか後めたい印象があります。「捨てる」という言葉はネガティブに使われることが多いこともその理由かもしれません。
「ポイ捨て」、「家族を捨てる」、「見捨てる」どれも道徳的にもどうなの?という言葉で、さまざまなシーンでよくよく使われる言葉です。
さらにもう一つは、捨てる=もったいないという考え方がとても強くあると思います。
まだ使えるものを捨てる、大切な人からもらったものを捨てる、旅の思い出に買ったものを捨てる。
無理に捨てなくてもいいじゃない、取っておけばいいのでは?となるのが普通の考えだと思います。
わたしもそうでした。
そうこの本たちを読むまでは……
Kindle Unlimitedで読める捨てられないをやめる本7冊
さあ、いよいよ大掃除シーズンです。
Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)で読めるきっと役に立つおすすめの捨てられないをやめる関連本を勝手に紹介していきます!
もしかしたらあなたが読んでいる今は大掃除シーズンでないかもしれません。それでもきっと役に立つはずです。
キンドル アンリミテッド とは?
Kindle Unlimitedは洋書、コミック、雑誌などが月額1000円程度でたくさんの優良書籍が読み放題になるサービスです。
例えば講談社の小説1000タイトル以上、岩波書店 新書・文庫本が100冊以上、読み放題で読めます。
他にも雑誌の種類は本当に多く、有名どころからマイナーまで数多くの雑誌が読めます。
要らないものを手放して幸運を呼び込む断捨離・捨てる
捨てて捨てて捨てまくれ!
捨てたら、だいたい片づいてる!
幸運の正体が知りたい人はこの記事を読めばだいたい幸運の正体がわかるはず!
www.game-kozo.com
■捨てられないをやめる本1『断捨離アンになろう!モノを捨てれば福がくる』
断捨離アン、断捨離する人をそう呼ぶそうです。
正直、断捨離アンって呼ばれても、そんなにおしゃれも格好良さも感じませんが、断捨離をすればゼロポイントフィールドにアクセスしやすくなる(運気が上がる)ことは間違いなさそうです。
断捨離アンになろう!モノを捨てれば福がくる
断捨離とは?
今さら、断捨離??
そうです、わたしは今から断捨離します。
断…不要なモノが入るのを断つ
捨…不要なモノを捨てる
離…片づけやモノへの執着などの煩わしさから離れる
断捨離でさよならするモノの判断基準
「いつか使えるもの」ではなく、「いつも使うもの」
モノは使ってこそ価値があるわけで、「いつか使えるモノ」っていうのはほぼ使われないっていうのと同じですよね。
確かにわたしにも身に覚えありです、自分で選んで買ったのに使わないモノって意外と捨てられない。
そんなときに判断基準があると捨てやすいですね。
本書は漫画なので気楽に読むことができました、主人公が大晦日から断捨離を実行していく内容なのもこれから大掃除をするわたしにぴったりの内容でした。
片づけのときにめちゃくちゃためになる目指すべきモノの割合
クロゼットや引き出し、押し入れなど外から見えない収納は70%
本棚などの見える収納は50%
飾り棚や床の間など見せる収納は10%
余白はこころのゆとり!実際に見える収納をモノ50%程度でやってみた
棚に置くモノはスペースの50%って、もうそれ棚の意味なくない?絶対に余白が多すぎる気がします。
ということで試しに子どもが小学生のときに学校で作った棚?みたいなものを片づけてみることにしました。
そしたら、まー、なんてスッキリするんでしょ、すごくスッキリしました。
スッキリすると本当に気分がいいです。無駄だと思っていた余白がこころのゆとりのように感じられます!
下の段にある焼き物っぽいのも、子どもが学校で作ってきたものです。こういうの捨てられないけど、ちゃんとゆとりをもたせて飾ってるから捨てる必要のない活きたモノです!
この棚にあって捨てたモノ
予備で買ったスマホのケース(未開封)、予備で買ったスマホのガラスフィルム(未開封)、通販のおまけでもらった入浴剤(未開封)、爪のお手入をれするアイテム色々。
全然使ってなかったので思い切って捨てましたけど、未開封のものを捨てるのは本当に抵抗がありました。
実際に捨てるのやめて回避しようかと思いましたが、思い切って捨てました。
数日なくてもなんとかなる予備のものは買わないという教訓になりました。
捨てたら片づく
今回すこしだけ実践してみて一つの気づきがありました。
それは、不要なモノを捨ててモノが減ればほとんど片づけは終わっているということ。
少なくなった大切なモノを気分が向くように置いていくだけです。しかも、たっぷりとスペースがあるので置くのも簡単です。
そのほかにも本書では、捨てることに関して心構え的なお話もあります。
例えば、自分が死んだあとの自分の持ち物について、考えてみる。自分が死んだあと家族が部屋を片付けにきても大丈夫?であったり、コレクションと溜め込みは違うなど心技両面から「捨てる」をサポートしてくれます。
著者さんは、すごい、大晦日から年を越して元旦の4時までかけて断捨離した結果、20ものゴミ袋が……そうなるまえにわたしもやらねば!
■捨てられないをやめる本2『もっと断捨離アンになろう!モノを捨てて自分をリセット』
断捨離アンになろう!モノを捨てれば福がくるの続編。
前作がよかったので気になって読みました。
一通り目を通しましたが、断捨離の基本的なことは、「断捨離アンになろう!モノを捨てれば福がくる」だけでも十分な気もしました。
こんなとき読み放題で読めるのはとてもありがたいです。
■捨てられないをやめる本3『1週間で8割捨てる技術』
この本は素晴らしいです。
1週間で8割捨てるって相当思い切ったタイトルです。
この8割については、本書の「はじめに」で著者が書いています。
著者ご自身が30年間モノを捨てたり、増やしたりを繰り返して「持っているモノのうち8割は必要ないもの」という結論に至っています。
もう、何度もウンウンと頷きならが一気に読みました。本当に良い本です。
モノを捨てるというのは、高度な精神的行為
モノを捨てるというのは、単なる行為ではなく精神的な行為でもあります。
だって使ってないのですよ、それは、モノとして使われていないのですから、捨てるのに物理的な理由があるはずがありません。
精神的な理由の方が大きいのです。
著者さんの言い訳ベスト4が紹介されていて、どれも納得でした。
欲望やら執着も一緒に捨てる!
そのなかでもウンウンとものすごく共感したのが捨てられない自分の中にある執着心のお話。
そしていざ捨てようとするとなんだかもったいない気持ちになるっていうのはこれは人が本来持つ性質ではないでしょうか。
これまでは見向きもしなかったのに、捨てて自分のモノでなくなると思った瞬間、なぜかしら愛おしくなったり、捨てるのが惜しくなったりしますよね。
わたしにもそんな経験があります。
不要なモノを捨てるという行為は、人間の醜さとか欲深さとかそういった執着を捨てるという深ーい行為でもあるんです。
いつかはいつなんだ!
ほかにも「いつか使うかも」という言い訳の「いつか」というのは先延ばししているに過ぎません。それをやめればモノにも人のためにもなります。
身の回りに「いつか使うかも」と思っているモノがあればいますぐそのモノを使ってみましょう。例えばいつか勉強するために買った英語の本などの教材。
先延ばしにせずに今すぐ読みはじめましょう。
いつか運動するために買った器具があるなら、今すぐ運動しましょう。
今すぐできないものがあるならスケジュールに予定を記入してしまいましょうとのこと。
そうすればモノは使われて人の役に立つようになりますよね。
それでも使わないモノ、それは「いつか」はこなかったということでさよならしましょう。
これも本当にめちゃくちゃ納得しました。
モノを捨てるということは、自分を変える方法の一つと著者は書かれています。
モノを捨てるということは、
人間の醜さとか欲深さとかそういった執着を捨てる
さらに
自分を変えてくれたりと、
高度に精神的な行為なのです。
ゼロポイントフィールドに近づかないはずがありません。
1週間で8割捨てる!!スケジュール
こころがまえ
一気にやり過ぎない!
1回15分これを1日に5〜8回やります。
捨てる時間は1日1時間半〜2時間にする
迷ったら捨てる!
1日目はタンスやクローゼット
洋服を捨てる!
クローゼットにはたくさん服があるのに、毎朝「着るモノがない」と悩むのは、着ない服をクローゼットに入れているから!
今すぐ捨てられる服の対応なども紹介してくれているのですぐに実践できます。
2日目は押し入れやクローゼット
バッグを捨てる
3日目はキッチン
食器を捨てる
4日目は本棚
本を捨てる
5日目は引き出し
書類を捨てる
6日目はリビングなど
雑貨を捨てる
7日目は家全体
思い出の品を捨てる
この本を読んでテンションが上がり「いつか」を一つだけでも今すぐやめて「今やろう」と思いました。
そして、もう長らく「いつか掃除する」「いつか掃除する」といつも言ってきたベランダをついに掃除してやりました!
ああ、スッキリ!本当に素晴らしい本でした!
■捨てられないをやめる本4『運がよくなる日本のしきたり―楽しいおいしい「開運!歳時記」』
日本の古来から伝わるしきたりに目を向けた開運本です。
ですから捨てる・片づける本か?と問われればNOなのですけども、捨てる関連でためになる箇所があったので選びました。こういうのも読み放題なので、躊躇なく選べます。
「運が良くなる日本のしきたり」でも12月13日のすす払いそして年末の大掃除は、歳神さまをお迎えするための大切な行事とあります。
日にこだわることなく今からでも少しずつ年越しの準備(=大掃除)は絶対にやったほうがいいです。
大掃除でゼロポイントフィールドへ
ここで本書にあった年越し準備で幸運を呼ぶ方法をいくつかまとめておきます。
詳しくは、ぜひ、本を読んでみてください。
玄関をキレイに
キレイにして余計なものを置かない!要らないものは捨てて片づける。
トイレ、キッチンをキレイに
神様は水回りに宿るとあります。うわーやっぱりトイレに神様はいますね。
洋服ダンス、本棚を片づける
片づけるとき服や本をギチギチに詰め込まないこととあります、断捨離アンで学んだ余白は幸運を受け入れるスペースだったのか!
壊れたものは捨てる
花を飾る
部屋の中に風を通す
朝一番に窓を開ける
などなど、年末にかかわらず平素からやっておくと良いことばかりですね。
干支の性格診断が載っていて何気にそれもおもしろかったです。
■捨てられないをやめる本5『モノを捨てるトレーニング「捨てトレ」 』
捨てられないタイプとタイプごとのコツ
捨てられないをタイプに分けて、タイプごとに解決策を出してくれます。
捨てられない7タイプ
1.モノで自己防衛タイプ
2.損得で一喜一憂タイプ
3.上質思考の欲張りタイプ
4.いい人と思われたいタイプ
5.多忙な完璧主義タイプ
6.まったくの無自覚タイプ
7.ハプニング続きで爆発タイプ
捨てるコツが全部で9個
自分のタイプがわかったら、タイプごとにこのコツを組み合わせて読むと効果的です。
コツ1.小さな成功体験を積む
コツ2.ゴールをイメージする
コツ3.客観視する
コツ4.時間をかける
コツ5.上限を決める
コツ6.気がすむ処分法を探す
コツ7.工夫と言い訳はしない
コツ8.刺激を受け続ける
コツ9.チャンスをつくる
アイテムごとに攻略法があるのも具体的でいいです。
アイテムは、洋服、靴、冷蔵庫の中身、キッチン用品、日用品・食品のストック、生活雑貨、いただきもの、文房具、家具・家電、趣味のグッズ、本・CD・DVDと細かく分けられているので、漏れなく解決策があります。
モノがあり過ぎて失うモノがある
モノがありすぎるということで、失うものがあるというのもとても合理的にモノを捨てる理由になると思います。
確かにスペースを失いますね、スペースはゆとりであり、幸運が入ってくるところですから失ってはいけませんし、
モノのお手入れにかかる時間や労力なども失います。
しかもこれら失われるものはモノを無くさない限り、失い続けます。
捨てられないをやめる本6『お片付けノートで見えてくる! 大事なのは「捨てる理由」でした』
こちらも捨てる本です。やっぱり片づけの基本は「捨てる」ということにありますね。
お片付けノートでモノを捨てられないから捨てられるへ
お片付けノートでストレスなくモノを捨てられるようになります。
本書では、お片付けノートに「もう使わない。ありがとう!」と書くだけで処分しやすくなるとあります、本当にその通りだと思います。
お片付けノートに細かいルールは一切なし
お片付けノートに書く内容は、日付と、その日に処分したもの(3〜5個にします)とその理由の3項目だけです。
その日に捨てるものは、3〜5個のモノを捨てるだけですから簡単です。
簡単だから継続できます、そして、これを三週間毎日続けることで習慣化されていきます。
だんだんとなんだか楽しくなってきそうです。
■捨てられないをやめる本7『スッキリ捨てる持ち物ダイエット』
「捨活」トレーンングを始めましょう!
読む前の心得5箇条
1.一度に全てを終わらせようと思わない
2.優先順位をつけるくらいなら、最優先のモノ以外捨てる
3.自分の経験を軸に考える
4.捨てるリスクを過大に考えすぎない
5.自分は変われない、という思い込みを捨てる
そのほかの捨てられないを止める関連本
『みるみる部屋が片付きました』
マンガなのですぐに読めてすぐに実践できます。
内容はほとんどが手放すことについてでした。
結局は捨てたら片づけの大半は終わっているということだと思います。
『[禅的]持たない生き方』
捨てたのに、また増えているというモノのリバウンドはもう起こりません。
持たない生活を続ける禅僧さんが教えてくれる持たない幸福
『モノが多い 部屋が狭い 時間がない でも、捨てられない人の捨てない片づけ』