Amazon Kindle Unlimited で読める偉人たちの言葉
- 自分自身の道を歩め
いったい、どこを歩いてるんだ。そこは他の人の道じゃないか。だから、なんだか歩きにくいだろう。あなたはあなたの道を歩いていきなさい。そうすれば遠くまで行ける。
人生に悩みは尽きません
科学的に答えが出ていようが、哲学者が答えを出していようが、自分が悩んでいると思えばそれはもう悩みなのです。
仕事で抱える問題、
職場での人間関係、
親子間の人間関係、
友人たちとの人間関係、
恋人との関係、
金銭的な悩み、
勉強しない、片付けをしない、朝起きない、進学といった、子どもの問題
などなどなどなど
私たち一人ひとりが抱えている無数の悩みに答えが出ているわけは、ありません、だって事実、自分が悩んでいるんだから。
与えられた答えでは、そんなことはわかってるよ!とか、それ自分のケースでもあってるの?とまた悩みはじめる始末。
結局のところ、自分が個人で抱える悩みを他人が解決してくれることなどないのではないでしょうか。
自分自身で悩んで、悩んで、悩みに対応していくしかないありません。それが正しい答えかどうかなんて誰にもわかるはずありません。
そんな悩める子羊である、わたしたちを応援してくれるのが偉人たちの言葉!
冒頭の引用はわたしも大好きなヘルマン・ヘッセの言葉です。
偉人たちの力強い言葉、ワクワクさせてくれる言葉、背中を押してくれる言葉、最悪の一歩を踏みとどまらせてくれる言葉。
そんなたくさんの言葉たちが、私たちの悩みに答えをくれることは残念ながらありませんが、でも間違いなくたくさんのものを私たちに与えてくれます。
Kindle Unlimitedで読める偉人たちの言葉八冊
それではKindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)で読めるおすすめの偉人たちの言葉本を勝手に紹介していきます!
キンドル アンリミテッド とは?
Kindle Unlimitedは洋書、コミック、雑誌などが月額1000円程度でたくさんの優良書籍が読み放題になるサービスです。
例えば講談社の小説1000タイトル以上、岩波書店 新書・文庫本が100冊以上、読み放題で読めます。
他にも雑誌の種類は本当に多く、有名どころからマイナーまで数多くの雑誌が読めます。

もう一度言葉の力を信じてみよう!悩める私たちに力を与えてくれる偉人たちの言葉
誰かが言ました
「まずはじめに言葉があった」と「言葉はすなわち神である」と
そして
「わたしたちは、わたしたちの発する言葉でできている」と
もう一度言葉の持つ力を信じてみましょう!
第一の偉人 「超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版」
哲人ニーチェ
「絶えず進め。
より遠くへ。
より高みを目指せ。」
超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版
ニーチェ、名前はよく聞くけどどんな人なのか実はよく知りません。
ということでわたしはまず一つの問いを立てなければならないようです。
ニーチェは何がすごいの?
ふむふむ、なるほど、
「我が生涯に一片の悔いなし」以上に有名なあのものすごい言葉を残した人。
その言葉がこちら
「神は死んだ」
あまりにも有名なので、これは、つかみとして外せないところでしょう。
この言葉だけで、人はいろんなことを想像します。
はじめてこの言葉を目にしたときは、無情で不公平なこの世の仕打ちに対して弱者が絞り出した言葉のようにも聞こえ
とても共感したのを覚えています。
この言葉の本来の意味は、神とか道徳とか正義など普遍的なものに疑問を投げ、そのようなことよりも現実に目を向けて生きよ、というニーチェの考え方からの言葉のようです。
神とか道徳とか正義などは普遍的なものではなく、支配する側の人間が支配される側の人々を都合よく支配するために作り出したものであるとするニーチェの考えがベースにあるようです。
そのほかのニーチェのすごいところは、24歳で大学の教授!
これは、一切の反論もできないほど、すごいことです
偉人ニーチェのささる言葉
そんなすごいニーチェの言葉がささる!ささる!
- 誰にも一芸がある
たとえ見つからなくても、挑戦を続けていれば、自分の一芸がわかってくる
- いつも機嫌よく生きるコツ
それは誰かの役に立つこと、そうすれば自分の存在する意義が実感され、純粋な喜びとなる
- 喜び方がまだ足りない
もっと喜ぼう。ちょっといいことがあっただけでも、うんと喜ぼう。
……
喜ぼう。この人生、もっと喜ぼう。喜び、嬉しがって生きよう。
特に「喜びについて」に出てくる言葉は全部好き、ここにすべてを引用することはできないけど、ささってくるのでぜひ読んでほしいです
第二の偉人 「ガンディー 強く生きる言葉」
偉大なる魂という意味のマハートマーと呼ばれることを嫌ったガンディー
でもやはりあなたはマハートマー・ガンディーです
「君よ、君自身であれ」
ガンディー 強く生きる言葉
181のガンディーの言葉がおさめられています。
ガンディーの言葉としてよく引用される次の名文句はガンディーのものではないので収録されていないとのこと。
ガンディーの言葉ではないとしても素晴らしい言葉であることには変わらないし、言葉としての力も変わらないと信じたいですね。
「君が世界で見たいと思う変化になれ」
「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」
「目には目をでは世界が盲目になってしまう」
それはさておき、読んでいくとガンディーの理想の高さや、資本主義への考え方を知ることができます。
心に残るガンディーの言葉
- 人生そのものがメッセージ(My life is my message)
- 役に立つことは美しい
- 君よ、君自身であれ!
- たとえ一人でも全世界に立ち向かえ
- 勇気をもって一人で立て
- 人は些細なことで判断される
- 第一の義務は自立すること
- 教育の第一目的は人格形成だ
何度もで読み返したくなります
第三の偉人 「超訳 新渡戸稲造の言葉」
「武士道」の著者にして5000円札のおじさんとしても大変有名な人。
教育者、国際連盟事務次長として戦前、日米友好のために尽力した人でもあったようです。
超訳 新渡戸稲造の言葉
新渡戸稲造という人は、わかりやすく平易な文章を書くことに努めたそうです。
文章を書くときに
家のお手伝いさんが「それでよく分かります」というまで書き直した
そうです。
日本人の心にもよくマッチする新渡戸稲造の言葉
- 「真の武士」であれ
- もう一歩だけ継続せよ
もう一歩という大切なところで嫌になって、投げ出してしまう人が多い。もう少し辛抱して続けていれば必ず目的を実現できただろうに
- 難しいことではなく簡単なことを毎日続けよ
簡単なありふれたことを毎日繰り返して行うのが、継続心を養う決め手だ。
- 徳の貯蓄をしよう
小さな徳を積んでいくことで、いずれは巨大な徳を積むことができる。
数ある貯蓄の中でも最も大切なことなのだ。
- 柔らかく握ったほうが多く握れる
- 死は生の一段階だ
- 礼儀は最も経済的な方法の集大成だ
- 何歳になっても希望のある者は青年だ
本書にある真木和泉の言葉が素晴らしいので最後にそれを引用しておきます。
「人は才能があっても、学問があっても、節義がなければ生きていくことはできない。節義があれば、不調法ではあっても武士としての資格は満たしている」
本書には、全部で二百三十七の言葉が掲載されています。
ここで紹介したほかにも日本の桜と西洋のバラの違いなど、素晴らしい言葉とお話がたくさん載っています。
第四の偉人 「アインシュタインの言葉 エッセンシャル版」
20世紀最大、人類史上最大の天才の珠玉の言葉
人類史上最大の天才の一人であるアインシュタイン大先生に担当していただくのはユニーク&ユーモアです。
アインシュタインが言ったこんな言葉をご存知ですか?
「モーゼやキリストやガンジーがお金をいっぱい持って、いろんなモノを買いあさっている姿を想像できますか?」
お金や物に囚われすぎないで、ということをとてもユーモアに語ってくれています。
これまでの偉人の言葉の書にはすべて一言+いくらかの文章がありましたが本書は、一言メインです。
ですからアインシュタインの言葉を、私たち読者は、自由に制限なく自分勝手に楽しんで受け取ることができます。
人類史上最大の天才の言葉
本書ではアイシュタイン190の言葉が収録されています。ここですこしだけ引用でしておきます。
- 生き方には二通りしかありません。
奇跡はどこにもないという生き方と、全てが奇跡だという生き方です。
- 人生に意味を与える唯一のものは、労働です。
- モーゼやキリストやガンジーがお金をいっぱい持って、いろんなモノを買いあさっている姿を想像できますか?
- 物理学の価値を信じるわたしのような人間は、過去・現在・未来の区別が永続的な幻想にすぎないことを知っています。
- 一見して馬鹿げていないアイデアは見込みがない。
- この世で最も理解しづらいのは所得税の仕組みです。
- 全身の具合が悪く、まるでポンコツのクルマのようです。しかし、まだ働けるかぎり、人生には意義があります。
第五の偉人 「ヴィトゲンシュタイン 世界が変わる言葉 エッセンシャル版」
大学で哲学を教えるのが大っ嫌いな哲学者ルートヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン
ヴィトゲンシュタインの言葉には、
言葉に関する言葉が非常にたくさんあります。
まさに今回のブログのテーマにピッタりともいえます。
もちろん言葉に関する以外の言葉も非常にささります。
「因果の法則などありえない」なんてあの大ベストセラーと真逆の言葉ですよね。
どっちも素晴らしいなーと思いながらどちらの本も手に取って実際に読めるなんて本当に贅沢な話です。
しかも読み放題で読めるんですから!
ヴィトゲンシュタインの言葉から
第六の偉人 「超訳 イエスの言葉」
2000年前の言葉が現代人にもささる、ということは
わたしたちの本質的なものは2000年前からさほど変わっていない。
これほどまでに科学は進歩し、人々の生活は豊かに楽になったのにもかかわらず
わたしたちの精神はちっとも進歩していないということでしょうか。
宗教というものを一旦傍においてこの「イエスの言葉」をよんでみてほしいと思いました。
まずは翻訳をされた白取春彦さんの「はじめに」だけでもよんでみて欲しいと思いました。
イエスという人が人間としてどれほど素晴らしいかがわかります。
はじめにを少し引用しておきます。
救いとは物質的に満たされることではなく、心が安らかになることだ。また、救うのは他者ではない。自分自身だ。多くの人のように世間に染まってあくせく生きていくならば、心はその時々で乱れ、そこに救いはないだろう。
ここからイエスの言葉を少し紹介しておきます。
明日のことは心配するな
欲しいものをあきらめるな
言葉はその人間をはっきりと示す
自分を自分自身に返せ
私のように自由に生きてみないか
第七の偉人 「超訳 ブッダの言葉」
中高を仏教校で過ごしたわたしとしては、絶対に外せない一冊です。
と、言いつつも、仏教とか宗教というものは考えずに読むのがいいと思います。
怒りに関しての言葉から始まりますけど、秀逸な言葉が並びます。
さすがブッダ、あと小池龍之介さんの素敵な超訳も心に染みます。
最後に超簡単に心がスッキリするおすすめの箇所があったので引用しておきます。
感情を整理するのにとても有効な方法です。
自分の内面を見つめることは、ぼんやりした意識をしゃんと覚醒させる。
「あ、今、サボって遊びたい欲望が生まれた」
「あ、今、上司への怒りが生まれた」
「おや、怒りが消えていった」
「あれ、今度は甘えが生まれたみたい」
「今は、漠然と不安になっているようだ」
こうやって意識が自分の内面に向かい、それに君がいつも気づいていられるのなら、混乱した心が整理され、明瞭になる。
第八の偉人 「超訳 ヘッセの言葉」
ヘルマン・ヘッセといえば「荒野の狼」
「荒野の狼」といえば「ステッペン・ウルフ」
「ステッペン・ウルフ」といえば「Born to be Wild」
「Born to be Wild」といえば「イージー★ライダー」
「Born to be Wild」、「イージー★ライダー」については若い人のなかには何のことやら??
という方もいらっしゃるでしょうが、一定の年齢以上なら影響を受けた人は数知れずです。
わたしも若かりし頃、「イージー★ライダー」からヘッセの小説に興味を持ち「荒野の狼」、「車輪の下」を読みました。
今ならネット検索でこういう情報はすぐでてきますけど、インターネットがない時代、バイト先の物知りな先輩とかが情報源でした。
インターネット以前以後は、もしかしたら紀元前と紀元後みたいな言われ方をされるようになるかも知れません。それほど人類にとって重要な発明でした。
ヘルマン・ヘッセの最高にスカッ!とする言葉
超訳も素晴らしいんだよなーと思ったら、やっぱり「超訳 イエスの言葉」の白取春彦さんでした。
ヘルマン・ヘッセのかっこいい言葉
「かっこいい」とか「最高」とかが多いですね、わたし…
感嘆の言葉が多い人は表現に乏しい
by ヴィトゲンシュタイン